起立性調節障害(OD)には自律神経を整える「M式テクニック」を!

起立性調節障害(OD)。

ちょうど中学生・高校生の方なら、クラスの中の何名かが。または自分が。

思春期のお子様を持つお父様・お母様方なら、一度は耳にしているかもしれません。

そうでなくとも、メディア等で取り上げられることが増えてきた為、名前だけでも聞いたことがあるいう方は増えていると思います。

今日のテーマは、思春期のお子様誰しもに起こりうる「起立性調節障害(OD)」。

まずはどのような疾患なのかをご説明させていただきます。

起立性調節障害(OD)の症状

年齢は小中高校生の男女。

全国の小中高校生の10%に当たる約70万人がこの病気を発症。

10万人が生活に支障をきたしているといわれています。

その起立性調節障害の症状の具体例としては以下の通りとなります。

  • 立ち眩み・めまいを起こしやすい
  • 立ち上がった時、立っている時に気持ちが悪くなり失神する
  • 少し動くと心臓がドキドキする、息切れする
  • 朝なかなか起きられず、午前中調子が悪い
  • 入浴時、あるいは嫌なことを見聞きすると気分が悪くなる
  • 顔色が悪い
  • 食欲がない
  • お腹が痛い
  • 頭痛がある
  • 身体がだるい、疲れやすい
  • 乗り物に酔いやすい

これらのうち三つ以上当てはまると、起立性調節障害の可能性があると言われています。

さて、皆さんはどうだったでしょうか?

起立性調節障害(OD)の原因

起立性調節障害がなぜ起こるか。

それは血圧を維持する自律神経の中の交感神経の活動が何らかの原因で低下し、血圧が急激に低下してしまうからです。

血圧が急激に低下すると脳や全身への血流が維持されなくなるため、立ちくらみ、ふらつき、といった様々な身体の不調が起こります。

特に、自律神経が過敏になりやすい春から秋にかけては影響が顕著になり、身体的にまだ安定しない思春期の男女(割合でいうと女子の方が可能性が高い)に重い症状が出てしまうのです。

思春期の子供は、内分泌系、神経系、循環器系の急激な変化よって、さまざまな身体の症状を訴えます。

この時に過剰なストレスが自律神経に影響をが加わってしまうと、起立性調整障害が発症します。

よく起立性調節障害を疑うきっかけになる症状として、「朝、なかなか起きられない」というものがありますね。

起立性調節障害でない場合なら、一般的には夜更かしの習慣をやめれば、朝スッキリ起きれるようになっていきます。

しかし、起立性調節障害を発症してしまった方の場合、習慣の話ではなく、自律神経や血圧の問題になってしまうので、根本から原因も違いますし、解決方法も違ってくるのです。

「いじめ」が原因となる可能性も

先ほどお話ししたように、身体的に過敏な思春期の時期にストレスが加わると起立性調節障害になりやすい傾向があります。

「ストレス」といっても、様々な種類がありますが、時に思春期で多いのが「いじめ」です。

いじめの状態に陥ると、心理的ストレスをうけ身体はストレスホルモンを分泌します。

「いじめ」となるとホルモン分泌が頻繁に起こるため、自律神経の交感神経と副交感神経のバランスが崩れ起立性調整障害を発症します。

そしてここで、起立性調節障害に陥りやすい子の性格を見ていきましょう。

「起立性調節障害になりやすい?」性格3選

●幼いころから「よい子」が多い。

周囲に合わせて行動する

●意志表示、わがままが少ない、「NO」と言えない

以上のように、一言で言ってしまうと”我慢”が上手な子がなりやすいということが分かります。

”我慢”が上手な子は、溜め込んできたきたストレスを小出しに発散させることが出来ず、限界までため込んでしまい、コップから水があふれるようにストレスが爆発すると発症します。

彼らは決して「怠けている」わけではなく、ストレスや思春期の身体の変化、自律神経の乱れの影響でそうなっています。

そのため、思春期の子供たちの良い理解者でなければならない親や教師に、「怠け」と扱われるとさらにストレスを与えてしまうことになってしまうので、きちんと大人側も起立性調節障害の知識を身に付けることが大事です。

起立性調節障害はうつ病?完治はできる?

起立性調節障害は、症状だけで見ると「うつ病」と似ている部分があります。

しかし、「うつ病」と明確に違う部分。

それは夕方から夜に症状が軽快するかどうかです。

うつ病は一日かけて気力の減退や落ち込み、イライラが続きます。

しかし、起立性調節障害の場合、血圧が低くなりやすい朝方(午前中)は症状が強く出ますが、夜にかけて血圧が通常状態にあるため、症状が緩和するといった特徴があります。

さて、その起立性調節障害ですが、完治はあるのでしょうか?

起立性調節障害の”完治”とは、症状があっても薬を服用せずに支障なく日常生活を送れることを指します。

医療機関に行けば、カウンセリングと薬物療法で日常生活の復帰を目指しますが、どの治療法であったとしても”完治”の状態へ身体を立て直すまではやはり長い時間を要します。

ご本人もご家族も辛抱強く治療を続けることが大切です。

M式テクニックで起立性調節障害の治療は可能!

先ほども言った通り、医療機関ではカウンセリングと薬物療法でのアプローチで”完治”を目指します。

ただし、現在、鎌倉坂ノ下整体院で使用している「M式テクニック」でも治療は可能となります!!

鎌倉坂ノ下整体院で使用している「M式テクニック」は自律神経のバランスを整える治療法であるため、自律神経の乱れからくる起立性調節障害にはかなり有効な治療法となっています。

鎌倉坂ノ下整体院の分院である中央林間接骨院でも起立性調節障害でお悩みの患者様が多くご来院してくださっており、どの方もこの「M式テクニック」で起立性調節障害の症状軽減に驚くほどの効果がみられています。

起立性調整障害でお悩みの方、医療機関での治療と合わせて鎌倉坂ノ下整体院の「M式テクニック」をお薦めします。

「M式テクニック」の詳細は是非鎌倉坂ノ下整体院のHPをご覧ください。

ご予約お待ち申し上げます!